2020年10月10日 相席体験談
体験談を書いた人:
さん (女性、30代後半)
相席のお店には友人と2人で行きました。
友人はこのお店に通うレベルの上級者で、私に2つのアドバイスをしてくれました。
・強めのお酒はやめておいた方がいい
・少しでも女性らしく見せた方がいい
というので、どんな人がくるのかを楽しみに、
いつもなら一気に飲み干してしまうビールも、ちびちびと味わいながら飲んでいました。
そこで出会ったのは、やたらと友情に熱い男たちでした。
「はじめまして」
Tさんは背が高くて、和風の顔立ち。学生時代はバスケの経験があるらしくて、かなり肩幅がガッシリしていました。
Wさんは男性にしては小柄な方で童顔、優しそうな雰囲気をしていました。
(いい感じ!)
会話が始まると、すぐに肩幅Tさんが童顔Wさんの良いところを話し始めます。
「とにかく良い奴なのにモテないんですよ。なんでですかね?」(しりません)
「こいつの彼女になってやってください」(やだよ!)
次から次へと相方を褒めまくる肩幅Tさん。
合コン攻略の話で、チームワークがどうこうというのは聞いたことがありますが、
そんなレベルではなかったです。(むしろ、褒める相手間違ってるから)
困惑する私たちに、今度は童顔Wさんが肩幅Tさんの良いところを言い始めます。
「Wは優しくて頼りになるんです」(ふむ)
「体育会系だからすごいでしょ、筋肉触ってみなよ」(ふむ)
「付き合ってやってくださいっ」(だからやだよ!)
こっちとしては、楽しく会話ができたらと思ったのですが、
2人の世界観がすごすぎて変な気分でした。(BLなの?)
会話らしい会話をしないまま、そのお2人にお断りをして、他の方の元へ行きました。
互いに肩を叩きあい慰めあう姿は、まさに友情。
少年ジャンプでやってくれ。