イケメン風の2人組、選ぶほうを間違えて地獄に落ちた私

2020年10月25日 相席体験談

体験談を書いた人:
ゆりさん (女性、20代前半)

2年ほど前、友人と出会いを求めて相席系のお店に行ったところ、運良くイケメン風の2人組とマッチング。

 

見た目がいいだけじゃなくて話もいい感じで盛り上がり、

もしかして恋の予感かな」なんてちょっと期待しつつ、

友だちと私と、それぞれペアを作る形で、別々に話をする展開に。

 

 

私を選んだ方の彼は、私と2人きりになると先ほどまでの面白さとは打って変わって、謎の恋愛相談をしてきたのです。

酔っぱらってきた男性が「女性って、どうして男の前と女の前とで態度が違うの?」と中学生みたいな質問をしてきます。

返事をするのも面倒だったので適当に濁すと、男性は納得できなかったらしく、どんどんエスカレートして

女性に対する疑問や不満をぶつけてきます。

だんだん私が怒られているような気持ちにもなってきて……正直、勘弁してほしかったです。

 

チェンジをしてほしかったので友人に合図を送ったのですが、

友人はもう一人の男性と意気投合している様子。

 

めっちゃ盛り上がっていて、ここで邪魔をするのもかわいそうかなと思い、

視線を戻すと、目の前の男はまだ同じ話をしています。

「女性は理想が高すぎるんですよ。確かに、俺の大学はそこそこですよ。だからって、学歴だけで判断されたくないんですよ」

「顔は良いのに、服が好みじゃないとかなんとか、好き放題言ってくるのって何なの?」

 

途中から私は黙っていました。

ところどころ挟んでくる自慢も気持ち悪かったし、本当に苦痛でした。

お前が話してる相手にまず好かれてくれと、切に願うばかり。

 

結局その男は、言いたいことを言ってスッキリしたように帰っていきました。

私はグッタリ。(まあ次に行こうと言わせなかっただけマシです)

 

友人は、意気投合した人と闇夜に消えていきました

複雑な心境でした。

 

これが2択を間違えた代償かと、温かいカレーうどんを食べて帰りました