体験談を書いた人:
さん (女性、20代前半)
2年ほど前、友人と出会いを求めて相席系のお店に行ったところ、運良くイケメン風の2人組とマッチング。
見た目がいいだけじゃなくて話もいい感じで盛り上がり、
「もしかして恋の予感かな」なんてちょっと期待しつつ、
友だちと私と、それぞれペアを作る形で、別々に話をする展開に。
私を選んだ方の彼は、私と2人きりになると先ほどまでの面白さとは打って変わって、謎の恋愛相談をしてきたのです。
酔っぱらってきた男性が「女性って、どうして男の前と女の前とで態度が違うの?」と中学生みたいな質問をしてきます。
返事をするのも面倒だったので適当に濁すと、男性は納得できなかったらしく、どんどんエスカレートして
女性に対する疑問や不満をぶつけてきます。
だんだん私が怒られているような気持ちにもなってきて……正直、勘弁してほしかったです。
チェンジをしてほしかったので友人に合図を送ったのですが、
友人はもう一人の男性と意気投合している様子。
めっちゃ盛り上がっていて、ここで邪魔をするのもかわいそうかなと思い、
視線を戻すと、目の前の男はまだ同じ話をしています。
「女性は理想が高すぎるんですよ。確かに、俺の大学はそこそこですよ。だからって、学歴だけで判断されたくないんですよ」
「顔は良いのに、服が好みじゃないとかなんとか、好き放題言ってくるのって何なの?」
途中から私は黙っていました。
ところどころ挟んでくる自慢も気持ち悪かったし、本当に苦痛でした。
お前が話してる相手にまず好かれてくれと、切に願うばかり。
結局その男は、言いたいことを言ってスッキリしたように帰っていきました。
私はグッタリ。(まあ次に行こうと言わせなかっただけマシです)
友人は、意気投合した人と闇夜に消えていきました。
複雑な心境でした。
これが2択を間違えた代償かと、温かいカレーうどんを食べて帰りました。